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リバプールの強さの理由は戦術にあり!

リバプールアイキャッチ

今、サッカー界で最も熱いリーグとして注目が集まるプレミアリーグ。

その中でも、リバプールというチームは世界トップクラスのタレント集団のもと、プレミアの中でも圧倒的な強さを誇っています。

リバプールはなぜ、プレミアの中でも強さを維持することができているのでしょうか。

そこで、この記事ではリバプールのサッカーの特徴や戦術などを中心にリバプールの強さの秘訣について詳しく解説していきます。

記事の後半では、「南野がリバプールで活躍するにはどうすればよいのか」についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

リバプールとは 

リバプールとはプレミアリーグ所属のプロサッカーチームです。

リーグや国際大会などを通して、数多くの優勝経験があることから、世界でもトップクラスのサッカーチームとして知られています。

活動拠点はビートルズの故郷で知られるイングランド・リバプールであり、同じ活動拠点かつ同リーグに所属するエヴァートンとは良きライバル関係にあります。

また、サポーターやファンには愛称として“レッズ”と呼ばれており、世界中には多くの熱狂的なレッズファンを抱えています。

リバプールの最新フォーメーション

 
2021~2022シーズンの直近の試合をもとにリバプールの最新フォーメーションをご紹介します。

FW

マネ、ジョッタ(フィルミーノ)、サラー

MF

ジョーンズ(チェンバレン)、ファビーニョ(ヘンダーソン)、 ヘンダーソン(ケイタ)

DF

ロバートソン、マティプ(コナテ)、ファン・ダイク、アーノルド(ミルナー)

GK

アリソン


リバプールはプレミアリーグの過密日程を考慮して、メンバーを固定化させていません。
また、フォーメーションは基本的に4-3-3システムです。

リバプールの戦術(特徴)について

次にリバプールの戦術についてご紹介します。ある作戦を基盤にしたゲームを得意としています。

ゲーゲンプレスを基盤にした全力なフットボール

リバプールのサッカーはゲーゲンプレスを土台にした全力なフットボールを展開するのが特徴的です。

90分間、どの局面においても休むことなく繰り広げられる全力フットボールは攻守の切り替えがとても激しく、観戦している人々を興奮させ、魅力する力があります。

ゲーゲンプレスとは

ゲーゲンプレス(別名:カウンタープレス)とは「ボールを奪われたときにいかに早く奪い返すか」というような攻守の切り替え時のプレッシング戦術になります。

ボールを奪われた=ピンチと考えがちですが、ゲーゲンプレスを利用し、高いポジションのまま、すぐに奪い返すことで一転してチャンスを得ることができます。

発祥の地はドイツですが、今ではリバプールをはじめ、マンチェスターシティ、川崎フロンターレなど様々な国のチームがこの戦術を取り入れています。

また、ゲーゲンプレスではボールを奪われたとき→フィニッシュ(ゴール)までの流れをいかに早くできるかが最も大切です。

常に局面の切り替えの早さが求められるため、高い集中力と豊富な運動量が求められます。

近年ではオールマイティーな戦い方が可能に

また、近年ではクロップの戦術に合った選手が充実してきたこと(ファン・ダイク、サラーなど)や戦術の浸透により、攻守ともに相手に合わせたオールマイティーな戦い方ができるようになってきています。

リバプールの試合はここを観てほしい!

ここまではリバプールの概要や戦術について解説してきましたが、この章ではそれらを踏まえた上で、リバプールの試合を観るときの注目ポイントをいくつかご紹介します。

サイトバック(SB)の豊富な運動量と技術の高さ

1番注目して観てほしいのがサイドバックの豊富な運動量と技術の高さです。リバプールのサイドバックは90分間を通して、攻守ともにチームに大きく貢献しています。

特に、果敢なオーバーラップと精度の高いクロスは必見であり、毎年、両サイドバックのアシスト数は異常な数値を叩き出しています。

3トップのプレッシング

また、リバプールのフォーメーションは3トップであることが一般的ですが、その3トップのプレッシングは試合全体を通してのカギとなっています。

相手が4バックの場面では、マネ、サラーがサイドから猛獣のようにプレスを仕掛け、それのつなぎ役になるような形でフィルミーノがプレスを仕掛けます。

最近ではフィルミーノのポジションにジョタが入ることが多いですが、この3人のバランスは非常によく、ぜひ注目して観ていただきたいポイントでもあります。

リバプールの注目選手

リバプールの注目選手をご紹介します。チームを支える注目選手2名の特徴やシーズンの活躍にも目が離せません。

モハメド・サラー選手

2021シーズンのプレミアリーグですでに10試合10ゴール(2021年11月8日現在)と圧倒的な結果を残しているサラーはもちろん注目選手の1人として挙げられます。

圧倒的スピードや豊富な運動量、決定力は世界的に見てもトップ中のトップであり、来年のバロンドールにも本命として名が挙がっています。

ファン・ダイク選手

昨シーズンの10月頃に大けがを負ってしまったファン・ダイクですが、今シーズンは無事に開幕から復帰することができ、攻守にわたりチームに安定感をもたらすプレーを見せています。

フィジカルの強さや空中戦なども素晴らしいですが、ビルドアップ時の足元の技術が非常に高く、相手のプレッシングに合わせて、落ち着きのあるビルドアップができます。

リバプールの監督について

リバプールの監督であるユルゲン・クロップはドイツ出身の元サッカー選手です。

2001年にブンデスリーガ・マインツ05で監督デビューを果たすと、当時は小クラブであった同チームを約4年で1部へと昇格させました。

そして、その実績などが認められ、2008年からブンデスリーガ・ドルトムントの監督に就任します。

ドルトムントでは2010-2012シーズンでリーグ連覇やCL準優勝などの実績を残し、その年のバロンドール(監督部門)で最有力候補として名が挙がるほどの実力を発揮しました。(結果は2位で受賞ならず)

また、クロップの代名詞とも言えるゲーゲンプレスはこのドルトムント時代に誕生したものであり、当時、“クロップの頭脳”としてアシスタントコーチを任されていたプヴァッチとともにゲーゲンプレスというカウンター戦術を確立させました。

過去には香川真司とも

そして、ドルトムント時代には選手と監督という関係性で香川真司と一緒に仕事をしたことがあり、当時のクロップは香川の足元における技術の高さやポテンシャルを絶賛していました。

中でも香川の守備力を非常に高く評価しており、「シンジはゲーゲンプレス戦術をするうえで最も大切な“最前線の選手の豊富な運動量や連動性のある守備”をしっかりとこなしてくれている」と述べています。

ドルトムントで監督として素晴らしい実績を残したクロップですが、素晴らしい監督キャリアを築くうえで、香川真司の存在は欠かせないピースだったことが分かります。

リバプールに

2008年~2014年までドルトムントで指揮を執っていたクロップですが、翌シーズンにはプレミアリーグ・リバプールの監督に就任し、現在(2021年)も世界トップクラスの監督として同クラブで指揮を執っています。

南野がリバプールで活躍するには

2019-2020シーズンにブンデスリーガ(オーストリア)・ザルツブルクで目覚ましい活躍を魅せ、翌シーズンからプレミアリーグ・リバプールに加入することになった南野拓実選手ですが、加入後からここまででこれといった活躍ができていません。

また、移籍やレンタルの噂も飛び交っており、リバプールの地で成功を収めるのは非常に厳しい状況にあります。

しかし、日本人の多くが”南野選手がリバプールで活躍する姿”を待ち望んでおり、彼の今後の動向に注目しています。

クロップ監督は南野選手が起用されない理由について、「彼は豊富な運動量があり、練習や試合でも結果を残している。しかし、レギュラーにはサラーやマネ、フィルミーノがいて、それらの選手を外してまで彼を起用できないのが現状にある」と述べています。

南野選手がレギュラーを争う相手は今年のバロンドール最有力候補であるサラーや圧倒的な身体能力を持ち備えているマネ、そしてその2選手をつなげる役割ができるフィルミーノなのです。さらに、最近ではジョタの活躍も目覚ましく、前線に南野選手が入っていける隙間はありません。

なので、今は結果を残し続け、彼らにはないような武器を魅せつける必要があります。

今、世界で最も過酷でレベルの高いレギュラー争いをしている南野選手ですが、今後はさらに彼の動向には注目が集まるでしょう。

リバプールの最新情報

リバプールは11節終了時点(2021-2021シーズン)で順位が4位と好調を維持しており、サラーも得点ランキングでは首位を独走しています。

また、ジョーンズやエリオットといった若手も台頭してきており、今後にとても期待が高まります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまで、リバプールについての情報を詳しく解説してきました。

この記事を通して、リバプールの概要や戦術、特徴が理解できたかと思います。

今後、プレミアリーグは世界を代表するリーグとして、さらに盛り上がっていくことが予想されます。

その中でもリバプールはどのように躍進を遂げていくのか非常に楽しみです。

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