さあ、いよいよ球春到来!
各チームキャンプインをし、徐々にシーズン開幕が迫ってきました。
今年はどのチームが優勝するのでしょうか?
大本命のチームと、逆転の可能性があるチームを予想していきたいと思います。
パ・リーグ優勝予想
まず、パリーグの優勝予想からしていきます。
大本命はソフトバンクかと思いますが、他球団にも注目です。
◎:福岡ソフトバンクホークス
4年連続日本一を達成し、向かうところ敵なしのホークス。
その4年間のうち、2018年・2019年の2年間は埼玉西武ライオンズに優勝をさらわれていますが、残りの2年間はレギュラーシーズン優勝・日本一の完全優勝を果たしています。
ホークスの武器は、盤石の投手陣。
また、ホークスOBである小久保裕紀・元侍ジャパン代表監督がヘッドコーチに就任。
昨年大ブレイクを果たした栗原陵矢選手や、大器として覚醒が待たれているリチャード選手など、若手野手の覚醒が期待できます。
投手と共に、野手の底上げにも成功すれば、いよいよホークスの死角はなくなってきます。
今後のチームを占う、重要なシーズンとなってきます。
いずれにせよ、優勝に一番近い位置にいることは間違いないでしょう。
〇:埼玉西武ライオンズ
超強力打線「山賊打線」を誇り、2018年・2019年とパ・リーグ連覇するも、その両シーズンともにプレーオフでホークスに完敗。
リベンジを果たすべく挑んだ2020年シーズンでしたが、野手陣が軒並み絶不調、自慢の山賊打線が息をひそめ、3位に甘んじることになりました。その巻き返しを期すシーズンとなります。
例年、課題とされてきた投手陣ですが、昨年はリリーフ陣が整備され、鉄壁の勝ちパターンが形成されました。
また、高橋光成投手という、エース候補も登場し、投手陣に改善の光が見えたことは大きな収穫です。
あとは、自慢の山賊打線の復活を待つのみ。例年、補強を行わないために、順位の予想が難しいチームですが、ホークスに対抗できる最右翼は、ライオンズであると予想します。
▲:千葉ロッテマリーンズ
昨年ホークスと熾烈な首位争いを繰り広げたマリーンズ。
全員野球で、ホークスを最後まで苦しめた姿に、プロ野球ファンは大興奮でした。
途中加入した澤村拓一投手や、チェン・ウェイン投手は残念ながらチームを離れてしまいましたが、昨シーズン培われたチームとしての実力は、決して弱まっていないと感じます。
シーズンのほとんど4番を務めた安田尚憲選手や、新型コロナウィルスの感染により離脱者が出たチームの救世主となった藤原恭大選手など、若い選手が貴重な経験を積めたことは大きな収穫です。今シーズンのさらなる覚醒が期待でき、伸びしろは十分と見ます。
さらに、投手陣では、大器・佐々木朗希投手もスタンバイ。楽しみな若手選手が多いことがマリーンズの魅力と言えるでしょう。
ホークスはマリーンズを苦手としています。
若手選手の伸びしろ次第ではホークスを喰う可能性もあると見ます。
セ・リーグ優勝予想
続いてセリーグの優勝予想をしていきます。
菅野選手がメジャーにいかず残留したことでジャイアンツが今年も大本命です。
◎:読売ジャイアンツ
2018・2019年と連覇を達成しているジャイアンツ。
今シーズン3連覇を達成すべく、シーズンオフは積極的な補強策を展開しました。
まず、メジャーリーグ移籍を目指していたエース・菅野智之投手が残留。
さらに、FAでベイスターズより梶谷隆幸選手、井納翔一投手を獲得。
ベイスターズの戦力をダウンさせ、かつ自軍の選手層により厚みを持たせることに成功しました。
加えて、元ジャイアンツのローテーションピッチャー・山口俊投手の復帰の可能性も出ており、盤石の体制が整いつつあります。
坂本勇人選手・丸佳浩選手・岡本和真選手の中軸は今年も健在です。
ホークスにリベンジを果たし、日本一を奪取するを目標にしているチーム。
レギュラーシーズン優勝の可能性はかなり高いのではないでしょうか。
〇:阪神タイガース
昨シーズンは2位に食い込むも、ジャイアンツとはゲーム差を広げられてしまったタイガース。
当然今シーズンは、打倒ジャイアンツと悲願の優勝を目指しています。
その意気込みは、シーズンオフの積極的な補強からも伺えます。
まず、攻撃面では、韓国KTに所属し、MVP・ゴールデングラブ賞・本塁打と打点の二冠王に輝いた、メル・ロハス・ジュニア選手を獲得。主軸を任せられる大砲を獲得したことにより、課題の得点量不足の解消が期待できます。
また、投手陣では、千葉ロッテマリーンズよりチェン・ウェイン投手を獲得。西勇輝投手との二本柱でローテーションの軸になることが期待されます。
さらに、メジャーリーグ移籍が予想されていた、守護神のロベルト・スアレス投手も残留。
藤浪晋太郎投手や、秋山拓巳投手など、実績のある投手も復活の気配を見せています。
リーグ屈指の豊富な投手力と、攻撃陣が噛み合えば、優勝の可能性もあります。
ジャイアンツに一矢報いることができる可能性があるチームの最右翼ではないでしょうか。
▲:中日ドラゴンズ
昨年3位に入り、7年ぶりにAクラス入りを果たしたドラゴンズ。
古豪復活を印象づけるシーズンとなりました。
シーズンオフには、FA移籍が噂されていたエース・大野雄大投手の残留が決定し、鉄壁のブルペンを支えたライデル・マルティネス投手も残留。
戦力ダウンすることなく、今シーズンを迎えることとなりました。
ジャイアンツ・タイガースを追いかける形となりますが、ドラゴンズの魅力は楽しみな若手選手が豊富なこと。
野手では、根尾昴選手や、石川昴弥選手。投手では、梅津晃大投手や、ドラフト1位・高橋宏斗投手が控えます。
彼らの伸びしろ次第では、ジャイアンツ・タイガースの上位争いに加わってきても不思議ではありません。
まとめ
昨年の優勝チームである、ホークスとジャイアンツは今年も非常に強力で、文句なしの大本命です。
2番手以下のチームが逆転するには、若手や新戦力の台頭が必要不可欠になってきます。
チャンピオンチームを驚かすチームは現れるのでしょうか。
シーズンの開幕が待ち遠しいですね!